コンテンプラチオの時間を積極的に取りたいと思い、沖縄久米島へ行く。

古代ギリシア人は、コンテンプラチオの時間を意図的にとったという。しかも言語まで変えて仕事とちゃんと切り離し思索の時間に当てたと言う。

コンテンプラチオとは、事実をありのままに観ること。観察する事である。
しかし、仕事に追われた日常では観ることなど出来ようもない。翻って出来たとしても、短時間でそこの浅いものしかできないのだろう。

久米島空港からホテルに行く途中、立派な墓が数多くあることに気づき、運転手に質問をする。
すると沖縄人は墓に子宮の意味を持たせていると聞き、大きな気づきを得る事ができた。鳥居もそうだし、マトリックスもエヴァも子宮が絡んでくる。

母なる海に抱かれて、子宮に還る訓練がコンテンプラチオなのだと今日のところは結論づけとこうと思う。

写真は名所はての浜。
沖縄県人は何を思いこの浜にはての浜という名前をつけたのだろうか。
そんな事を想いながら一人2時間浜辺で地平線を眺めながら思索にふける極上の時間だった。