主の独り言

2021.05.30

サラエボ アンドレアス・プロハスカ

サラエボ事件が題材。
この事件がトリガーとなり、第一次世界大戦が起こってしまった。
主役である検事は、誰かが戦争を起こすトリガーとしてこの事件を仕立てたと見立てる。

しかし、自分では手の届かぬ上層部の政治的策略である事を知り無力さを痛感する。
という内容。

第一次世界大戦は、近代兵器が初めて大掛かりに使用された戦争だった。どの国も、こんなに人が死ぬなんて・・と感じたと聞く。

日本軍のアジアに点在していたドイツ領を占領した。

戦後、オスマン帝国は解体し、ロシア革命、ドイツ革命、バルカン半島の付け根あたりの国々も大きく変わる。

ドイツはこの敗北から、領土を削減され、その取り戻す動きがナチスを活気づけた。

様々な思惑が入り組んで起きたサラエボ事件。そして世界に大きな影響を与えた第一次世界大戦。歴史好きには興味深い時代だ

 

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