夕映の間
夕映の間

夕映の間- with Memories of Ozu -

日本が世界に誇る映画監督・小津安二郎とも縁のある蓼科 親湯温泉。小津監督が何度も客人を招いて利用した夕映えが美しい部屋がありました。

この度、蓼科親湯温泉は、小津監督が好んで利用した客室を当時を知る元社員の証言を元に再現しました。夕映えの美しいこの客室は、家族を題材にした小津映画にちなみ、家族三世代でも寛いでご使用いただける広めの設えとなっております。

夕映の間 ー with Memories of Ozu ー
ご家族様で大切な休日をお過ごしください。

「夕映の間」STORY(『月刊潮』2023年2月号 山崎まゆみ氏記事より小津と親湯温泉のエビソード)

⼩津の元には様々な客⼈がやって来た。
昭和の名優であり、⼩津映画によく出演していた佐⽥啓⼆(中井貴⼀・中井貴惠 ⽗)が蓼科に来た時のこと。蓼科親湯温泉を予約しており、徳⼀さん(親湯温泉社員)は佐⽥夫婦に、⼩津が最も気に⼊っていた、眺めのいい2階の「⼣映えの間」を案内するつもりだったがー。

「⼩津先⽣は、『おい、徳⼀くん、今⽇は階段をあがる部屋じゃダメだぞ』と、夫妻を気遣っていました。佐⽥啓⼆さんの奥さんは妊娠されていたんです。中井貴惠さんがお腹にいました。⼩津先⽣の優しさです」

その後、佐⽥啓⼆(さだけいじ)、笠智衆(りゅうちしゅう)、新藤兼⼈(しんどうかねと) らも続々と蓼科に居(別荘)を持ち、蓼科は映画⼈の交流の場にもなっていった。

「親湯へ続く道」写真提供:山内美智子様
映画監督・小津安二郎
映画監督・小津安二郎
映画監督・小津安二郎
映画監督・小津安二郎

当時の客室を再現した古民家風の和室に、日本が誇る映画監督・小津安二郎の世界観を投影してリニューアル。
掘り炬燵越しに広がる、黄昏時の蓼科。朧げで儚い色合いながら、どこか懐かしさを感じさせる「夕映の間」。

内装・設えにもこだわった室内は、ご年配の方のことを考慮し、和室にベッドを配置しました。洗面所には洗面ボウルを2台設置し、低い洗面ボウルは小さなお子様にも快適にご使用いただけます。

小津映画作品の家族のように、三世代が集う、家族とのかけがえのない時間をお過ごしください。

夕映の間 主室

小津監督ゆかりの愛用品の数々(小津監督のご親戚の方々より寄贈)

写真_小津愛用品 写真_小津愛用品

ギャラリー

写真_夕映の間
写真_夕映の間
写真_夕映の間
写真_夕映の間
写真_夕映の間
写真_夕映の間
写真_夕映の間
写真_夕映の間
写真_夕映の間
写真_夕映の間
写真_夕映の間
写真_夕映の間
写真_夕映の間
写真_夕映の間
写真_夕映の間 間取り
部屋
和室86㎡(トイレに手すり有り)
定員
8名(ベッド利用1名様〜4名様)
設備
  • ベッド:4台(うち2台子ベッド)
  • マット:シモンズ
  • 抗アレルギー布団・枕
  • たちあっぷ(起き上がり介助器具)貸し出し
  • バス
  • シャワートイレ
  • 洗面
  • ヘアドライヤー
  • 拡大鏡
  • テレビ
  • DVDプレーヤー
  • Bluetoothスピーカー
  • 冷蔵庫
  • 空気清浄機
  • ポット
  • 湯茶セット
  • コーヒーメーカー
  • 電話
  • 金庫
アメニティ
  • ハンドソープ
  • ボディーソープ
  • シャンプー
  • コンディショナー
  • POLAスキン&ヘアケアセット(メイク落とし、洗顔フォーム、化粧水、乳液、ヘアエッセンス)
  • POLAアクアバランスオム(ヘアリキッド、アフターシェーブローション、フェイスミルク)
  • バスタオル
  • フェイスタオル
  • 歯ブラシ
  • カミソリ(男性のみ)
  • くし(女性のみ)
  • 作務衣
  • パジャマ
  • 足袋
  • 丹前(冬季のみ)

映画監督・小津安二郎、脚本家・野田高梧無藝荘/新・雲呼荘

無藝荘むげいそう

無藝荘は、巨匠小津安二郎が晩年仕事場、接待の場として使用した蓼科プール平にある、かや葺き屋根の山荘。映画祭期間中は一般に無料公開される。

新・雲呼荘しん・うんこそう

脚本家・野田高梧が、憩いと創造的な発想を育くむ場として蓼科の高原に開いた小さな山荘。名前の由来は映画人らしい諧謔をひとひねり、「山が雲を呼び、雲が人を呼ぶ」という願いから。

※小津安二郎及び野田高梧の写真は全て、小津安二郎姪・オフィスオズ代表 小津亜紀子様、小津安二郎甥 長井秀行様、野田高梧孫 山内美智子様にご提供いただきました。

夕映の間の予約プランをみる

※7名様以上でご予約を検討されている方は、一度お電話にてお問い合わせください(TEL: 0266-67-2020)

アメニティー&作務衣

ロビーラウンジにてお寛ぎ頂くに相応しい粋な作務衣。SDGsの一環として環境に配慮したアメニティーをご用意しております。

写真_アメニティ 基礎化粧品写真_アメニティ 作務衣

基本サービス

  • チェックイン14時・チェックアウト11時 【21時間滞在】
  • 朝夕個室レストランでのプライベートなお食事
  • ご夕食は1泊目に和フレンチをベースにした「蓼科 山キュイジーヌ」を、ご連泊の場合は2泊目に和食をベースにした「蓼科 山ごはん」をご用意。
  • ご朝食は「蓼科Sunny Salad Bar」で高原野菜をふんだんにお召し上がりになったら、信州らしさを大切にした和食の朝食を。
*アレルギー等の対応も致しております。対応可能範囲についてはお食事ページをご覧ください。
  • 渓谷を一望する貸切露天風呂30分サービス
  • 渓谷を一望する岩露天風呂天与の湯(女性のみ利用可能)
  • 蔵書Lounge&Barにて、ウエルカムドリンクサービス(時間:14時〜16時、内容:樽内熟成生シードル or 生ビール、信州ジュース等)
  • 肌触り最高のソフトワッフルパジャマをご用意。
  • 館内どこでもお召しになれる、館内着をご用意。
  • 駐車場完備(入り口付近に駐車場確保)
  • ロビーフロアにオストメイトトイレ
  • 荷物搬入搬出お手伝い
料金
大人
23,000円(税別)〜
小学生
  • 大人料理・浴衣・アメニティー・布団付 80%
  • 子供料理・浴衣・アメニティー・布団付 60%
4歳以上
子供料理・浴衣・アメニティー・布団付 50%
3歳以下
  • 子供料理・浴衣・アメニティー付 7,700円
  • 必要ない場合(施設使用料) 3,300円
キャンセル料
1週間前
宿泊料の20%
2日〜3日前
宿泊料の30%
1日前
宿泊料の50%
当日
宿泊料の100%
消費税/サービス料
込み/込み
予約受付
宿泊日 当日の17時まで
食事
朝食
あり
夕食
あり

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