主の独り言

2022.09.20

シカゴ7裁判 アーロン・ソーキン

ベトナム戦争時のアメリカ。若者たち主導の反戦運動が暴動を起こしたとされる連邦裁判を描く法廷映画。

ちょうど今、ロシアは予備兵の増兵をはじめ、国内で急速に反戦運動が広がっている状況(反戦運動は即検挙されるが)はほぼ同じである。

ベトナム戦争と言えば、頭に浮かぶ映画や本が多数ある。
タクシードライバー
ランボー
フルメタルジャケット
地獄の黙示録
輝ける闇
などなど枚挙にいとまがない。

ハイデガーの言うダスマンやニーチェの言う末人、
ハンナ・アーレントの言う悪の陳腐さの象徴として判事が描かれている。

そして反戦運動家の根底にも危険が孕んでいることも映画は示唆している。

 

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