主の独り言

2021.05.25

凱里ブルース ビー・ガン

ロング・デイズ・ジャーニーが素晴らしすぎて、ビー・ガン監督のデビュー作まで遡る。

現実と記憶と空想(希望)が入り混じった世界観は、ロンデイズジャーニーと同じ。物語を論理的に解釈しようとする思いを放棄すると、この映画は一気に面白くなる。自分の頭の中も論理的には誰も整ってはいない。全てが入り混じったカオスな状態。

監督の生まれ育った故郷への郷愁をとても強く感じる。

僕の勝手な推測だが、舞台の凱里市のある貴州省は、中国のIT特区となり、凄まじいお金が投入され開発されている。こんな事も映画に影響しているのかもしれない。

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