主の独り言
2021.04.27
ブルーアワーにぶっ飛ばす 箱田優子

憧れ(理想)は時として毒となる。過去を捨て去ることはできない。過去から逃れる事もできない。過去を受け入れ、無いものを求めるのでは無く、有るものを認める。
消えた友人は、抑圧していた本来の私。代々続く一族の重力。そこで羽ばたいていた幼少期の私なのだろう。
主人公に自分を投影すれば、この映画の見える景色は大きく変わると思う。根っこは忘れちゃいけない。
海街ダイアリーや友罪にも出演している主演女優の夏帆、良い味出してる。