主の独り言

2021.04.28

ティムール帝国 川口琢司

モンゴル帝国分裂後に登場した、モンゴル系イスラム部族ティムール。たった一代で広域を支配して王朝を築いた。

驚くべきは、オスマン帝国好調期にあり、戦争に強かったバヤズィト1世をアンカラの戦いで破る。
出来立ての帝国が、隆盛を極めんとしている帝国、しかも領土を拡大を続けていたバヤズィト1世を破ると言うのは、個人的に大変興味深い。

しかし読み進めてもイマイチティムールが一気に領土を拡大できた理由が腹に落ちない。

僕の浅学が理由なのだろうが、世界観を深く感じる事が出来なかった。
もう少しモンゴル、クビライ以降を勉強してからではないとティムール帝国はわからないと感じた。

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