主の独り言

2021.03.25

ヘイトフル・エイト クエンティン・タランティーノ

クソ野郎を描かせたら天下一品のタランティーノ
今回は、8人の大嘘つきのクソ野郎が登場する。

冒頭、磔にされたキリストの木像が、雪に覆われているシーンが1分近く映し出される。
もうこれでこの映画の言わんとしている事の多くを推測する事ができる。

アメリカ南北戦争ございますが舞台。
会話が進む中で、8人の素性が徐々にわかってくる。
主に人種差別のアイロニーが面白い。

賞金稼ぎは、贖罪の意識から始めた稼業だろうが、負の連鎖が繋がった顛末の描き方が秀逸。

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