主の独り言

2020.08.05

風と共に去りぬ ヴィクター・フレミング

戦争(南北戦争)という風と共に去った貴族社会の終焉を描いた作品。

昔テレビで何度も何度も流されていたことを今でも記憶している。そして子供ながらに主人公のスカーレット・オハラのワガママぶりに辟易していた感想を強く持っている。

大人になって視聴すると子供の頃とは感想がまるで違う。当たり前なのだが視点が違い過ぎる。
確かにスカーレット・オハラはワガママで見ていて驚くことが多いお嬢様。
しかし困難を直視し現実を見つめリアリストとして生きる姿は猛々しい。

彼女のアイデンティティである地に足をつけ闘う姿は我々に問うていると感じる。
生きているか?
闘っているか?

スカーレット・オハラの様に地に足をつけ生き抜きたいと思うのだった。

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