主の独り言
2019.12.12
アムンセンとスコット 本多勝一
これは堪らない本だった。
本多勝一の著作だけあって、
論理的に整理されており読みやすかった。
それにしても
アムンセンという冒険家のリアリストぶりには恐れ入った。というか、見習わなければならないところだらけ。
お前ならどうするんだ!?
と、本に問われている錯覚すら覚えながら
読み進めていった。
単純にスコットをバカにすることはできない。
彼も相当優秀な冒険家だからだ。
しかし、少しの甘ささえも許さない
南極という環境では、アムンセンとスコットの差は
如実に現れてしまった。
我々中小企業の環境も過酷である。
アムンセンのような生き方しか
生き残れないのであろう。