主の独り言
2019.11.02
ウトヤ島、7月22日 エリック・ポッペ
2011年7月22日。
ノルウェイ史上最悪のテロが起こった日。
僕もうるおぼえであるが新聞で読んだ記憶がある。
若い政治を志す学生達700名が
サマーキャンプを行うために
ウトヤ島という小さな島に集まった。
そして、極右思想の一人の武装した男が
銃を乱射し、約70名もの若い人たちが殺された。
72分間のワンカットの映像。
逃げる人々の息遣いと、響き渡る銃声。
ワンカット撮影をした意図が伝わってくる。
リベラルな国ノルウェイ。
死刑はない。
この映画は、ノルウェイ政府に対する
アンチテーゼを投げかけている。