主の独り言

2019.10.29

ブラック・クランズマン スパイク・リー

スパイク・リー監督作品は、
マルコムX以来。

KKK白人至上主義団体に
黒人刑事とユダヤ人刑事が
潜入捜査を行ったという実話を
ユーモアたっぷりに映画にしたもの。

ユダヤ人刑事は名作パターソンのアダム・ドライバー。
パターソンが素晴らしかっただけに、
それだけで映画の価値が上がってしまう。

KKKは書物でしかその存在や
イデオロギーを知る事しかなかったが、
映画の題材になると、よりリアルに
彼らレイシストのイメージが湧いてくる。

ラスト
トランプ大統領の演説も出しながら
未だに差別がまかり通っている実情を見せつける。

この皮肉は痛快だった。

素晴らしい映画を見せていただいた。
もう一回見れば、
監督の意図をもうちょっと
理解できると思う。

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