主の独り言

2019.09.17

司馬懿

死せる孔明、生ける仲達を走らす

これは、有名な三国志の一節である。
孔明の偉大さを示したものであるが、史実(三国志正史)はだいぶ違う。

個人的に、三国志は好きで
子供の頃から横山光輝の漫画や吉川英治の三国志は
だいぶ読んでいる方だと思う。

しかし、これは三国志演義
という明の時代に羅貫中という作者が描いた
創作の三国志なのである。

三国志正史では、
孔明に手玉に取られていた司馬懿(司馬仲達)は、
連戦連勝、負け知らずの孔明を凌ぐ将軍なのである。

あの曹操や息子の曹丕に認められ、魏国で重要なポジションを任せられる程。

曹操は、右腕の荀彧なども自殺に追い込んでしまうなど
長い付き合いは出来ない人物だが
司馬懿は、あの手この手で曹操の目をかいくぐり
三国志の乱世を息抜いていく。

そして、クーデターを起こし
魏国を滅ぼし、晋という国を建国する礎を築いた人物だ。

先月行った、三国志特別展
司馬懿を探しに行ったが、残念ながら司馬懿は大きく展示物としては無かった。
これは、本当に残念だった。

司馬懿
僕は三国志の登場人物の中で
実は一番凄いと感じている。

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