主の独り言
2020.10.24
ブループリント下巻 ニコラス・クリスタキス

本から感じ取れる何かに大きなエネルギーをもらったように感じる。良い本独特の読後感。明らかに今後の僕の人生に何かしらの影響を与えた本になったであろう。
暗黙知の次元でマイケル・E・ポラニーが言った、『私たち一人一人の“個人”には、たぶん宇宙的な原理として、より高次の階層に向かうベクトルが貫かれているのである』。
この事が、エビデンスを持って書かれていると僕は感じた(細かい所は当然違うが。あくまでもニュアンス)。
人類の多様性の理解を深める本著作。
過去からの常識を拭い去り、科学(遺伝学等)や文化に立脚した生活は、人類に明るい未来をもたらす。
そう僕は信じたい。
上巻、下巻の様々な伏線があったおかげで、最終章が特別なものになった。
この体験は忘れぬうちに、日記にしっかりと記録しようと思う。