主の独り言
2015.09.04
赤茶色とプライミング
タイに入った。
上空から見ると、赤茶色。
原生林の中、赤茶色の川と赤茶色の畑、赤茶色の道
赤茶色と緑が織りなすコントラスト。
そこからこの国のダイナミックさが伝わってくる。
原生林と赤茶色の川をみると
開高健がイメージで出てきた。
僕の好きな有名な作家である。
(輝ける闇)(夏の闇)
彼は、ベトナムの従軍の時はこんな所を
行ったのだろうか・・・
さらに、釣り好きの彼は
こんな源流で大きな魚を釣っていたのだろうか・・・
勝手にイメージが膨らんでくるばかりだ。
赤茶色と原生林いうものを多く見る事で
勝手にダイナミックであるとプライミングさせられ、
開高健まで頭のイメージは広がったた勘はあるが
この様なバイアスは、異国に訪れるときはちょうど良いと思っている。
その方が異国の地で楽しめると僕は思っているからだ。
それにしても、
バンコクに近づく程
田畑は整備されていることがわかる。
治水環境はどんどん変わっていく。
タイのダイナミックさは
バンコクに近づく程薄らいでいくように
僕には思えた。
空港に到着
とても素敵である。
タイ国際航空のブランドカラーと
空港がとても似合っている。
しめった空気と、熱風が迎えてくれたタイ。
アジアの発展途上の空気感は
僕はとても好きである。