主の独り言

2023.02.07

氷壁 井上靖

親父や過去お勤め頂いた社員の話だと、井上靖は氷壁の取材の関係で蓼科親湯温泉に宿泊されたとの事。

舞台の穂高とは離れてはいるが、八ヶ岳の氷壁を取材に来られたのであれば納得できるがそれ以外の理由かもしれない。
今では両名鬼籍に入っているので確認のしようがないのが残念だ。

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言わずと知れた昭和を代表する小説、と言っても過言ではない本作品。
次男の読後を待って僕も読む。
そういえば、僕も次男と同じくらいの年の時に読んだなぁと感慨深くなる。

氷壁、ナイロンザイル、谷、対比する山と街。そしてあの女性。
これらを何のメタファーで見るかで作品の面白さは変わるだろう。

僕にはあの女性が北欧神話のワルキューレに思えてしょうがない。

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