主の独り言
2022.02.08
街の上で 今泉力哉
今の若者達の恋愛群像。なんとなくパターソンの様な穏やかな映画で心地がいい(失恋してもドタバタしない等)。
ヴェンダースやトリュフォーの名前が台詞で出てくる。あーなるほど!そう言うノリなのね、と納得する。
女性四人と一人の男。この男を通して女性四人のそれぞれの価値観が浮かび上がってくる(特に性については興味深い違いがある)。
(本音より関係性を重視するそれぞれの煮え切らない姿
に)今の若者はこんな感じなんだなぁと感じると共に、世代の違いを痛烈に感じる。
今泉監督の市井の若者の描き方はホント上手いと思う。