主の独り言
2022.01.30
タクシー運転手 チャン・フン
韓国民主化への大きなきっかけとなった光州事件。
通信や交通が遮断され、光州での残虐な事件が国内へも広がらない。事実を調べるためにドイツ人ジャーナリストがソウルのタクシー運転手と共に光州に潜入する実話を元にした話題作だ。
ペパーミントキャンディーの主人公は、市民を弾圧する側の警察官だったが、本映画のジャーナリストやドライバーは民主化を求める学生達や市民側。
一方的に弾圧され、多くの市民が虐殺される。
事実を国内や世界に伝える為、タクシー運転手とジャーナリストが光州を脱出するシーンに息をのむ。
彼らが居なかったら世界はこの事件をタイムリーに知る事はできなかったであろう。
それにしても、タクシー運転手役のソン・ガンホ。一般のおっさん役がホント上手い。