主の独り言

2021.10.16

バートン・フィンク ジョエル・コーエン

一回目の視聴では世界観がわからず(ヒントは得た)、2回目の視聴でやっと世界観を理解し、急激に興味深い映画となる。

ユダヤ人の受難
ファシスト
人間機械論
神と悪魔
トランスパーソナル心理学

この辺りを抑えるとこの映画は一気に面白くなる。

現実世界と精神世界との区別は視聴者それぞれだろうが、僕は限りなく現実世界の描写は少ないと感じている。言うならば、初めの演劇のシーンとラストの浜辺で女性と会話をしているシーンのみが現実だと思っている。

ユダヤ人達の根源的な怒り(メタファーがチャーリー)。そしてファシズムへの警告がこの映画のメッセージなのだろう、たぶん。

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