場という抽象的で人それぞれの意味合いが違う言葉を明確に定義してくれる。さらに場が作られる仕組みを生命科学の視点から解き明かす。

この本との出逢いはかれこれ十数年前。過去コーヒーをこぼしてしまった後が懐かしく感じる。

著者の卵理論は、自己組織化の理解を向上させ、組織づくりに多大な影響を与えてくれた。

著者の解明した場の仕組みを前提に置きながら、再度組織に手を加えたいと思っている。