主の独り言
2021.01.05
1917命をかけた伝令 サム・メンデス

第一次世界大戦中のフランスが舞台。
対ドイツの前線兵1600名を救うため伝令がひたすら走る。無線等の通信手段が破壊されたので、前線へは走って伝えるしか方法はない。
敵中へ身一つで駆け抜けて行く姿をカメラは追う。この映画の見どころはとにかくカメラ。没入感優れた映像に仕上がっている。
第一次世界大戦と聞いて、2つの有名な本が思い出される。
セリーヌの夜の果ての旅とヘルマン・ヘッセのデミアン
いずれも名作中の名作。
視聴しながら、背景にこれら本の内容が脳裏に浮かび、映画の世界をより深みあるものに変えてくれた。