主の独り言

2020.12.05

空気の研究 山本七平

コロナ禍に入って強烈に感じるこの空気感。この空気感の正体を知りたくてこの本を選んだ。

著者は、空気感のことを、“妖怪”と表現した。それは、太平洋戦争時の戦艦大和の出陣や真珠湾攻撃の背景の事例を知れば、なるほど、と納得できる。

とにかく、空気には逆らえない。そう著者は言う。確かにそうである。僕や身近な人たちの動きを見ても空気に支配されている時は多い。

今もそう。マスクをすると言う空気には、もはや逆らうことができない。

そして最も大きな空気であるコロナ禍。
果たしてこの妖怪はどこへ行くのか。
出来るだけ外から観る事に努めたいと思っている

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