主の独り言
2020.08.10
ガリ・ボーイ ゾーヤー・アクタル
インドの抱える格差問題を背景に抑圧され続けた若者たちの心の声を映し出す。
カースト制度や宗教をはじめとした差別社会。封建社会さながらの抑圧が若者たちを覆っている。
最底辺のアンダークラスを自認する父権家族の長男が主人公。超自我の強い父親からの抑圧を跳ね除け自分の人生を切り開く。
心の叫びをラップに乗せた成長譚。
ラストの爽快さがとても良い。