主の独り言

2019.09.01

フランシス・ハ ノア・バームバック

とある女性(27才)の日常を切り取った映画。

ダンサーを目指すちょっとモラトリアム傾向
スキゾ傾向がが強い女性が主人公。
ルームメートでもある親友との対比から
主人公の特徴があぶり出されている。

親友との別れ、そして
フランスへ逃避行するあたりから
自分の人生がモラトリアムから
現実主義に移っていく。

こういう日常を切り取った映画はいい。
白黒映像だったが、
地に足がつき、自分の人生を生き生きと
生きて行く主人公には明るく輝く色彩が見えた。

やはり、別れてから本当の出逢いがやってくる。
気持ちが良い映画だった。

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