個人的に僕の中ではここ数年でNO１だと思う。
映画館で観られなかったのが本当に悔やまれる作品だ。
盲目の女性の体験を通して
目で見ているという事が
事実を見ていると言うことでは無いことを
痛烈に示してくれる。
見ると言うことは観ると言うことでは無いのである。
映画を見終わった後、
僕は何も見ていない人生を送っていることに
しばし呆然。
見えるものだけで
判断してしまう愚かさに後悔の念が湧き出てくる。
素晴らしい作品に出逢うと
心が震える。
僕にとってこの映画は
年初のプレゼントであった。