主の独り言

2013.09.20

ぼおるぺん古事記

凄く手間暇を感じ、
絵で古事記を伝える心意気に
感銘を受けた。
古事記は、岩波のモノを一応読んで
一応は一通りの流れは知っている。
所詮“一応”なんだけど。
そんなモヤモヤから
ぼおるぺん古事記
なるモノを全3巻購入。
今まで活字でイメージしていたモノが
絵で頭に入るからとてもすっきり。
よく描かれているスサノオより
ぼおるぺん古事記で描かれている
スサノオの方が僕はぴったりだと思う。
多少心理学を嗜むモノからしたら
神とは元型である。
ことはよく知られている。
そして、私たち日本人には
このスサノオの元型を持つ人も多いだろう。
アマテラスだって、
スサノオに天上界を荒らされて引きこもりになる
って所もとても日本人的だなー
なんて勝手に私は思っている。
神を元型というキーワードで
見てみると、
古事記はとっても面白い。
フロイトなんて
神話では世界創造の神は常に男性神一人
であり、それは父親であると精神分析入門
では言っている。
世界創造とは自分の発生であると。
いずれにせよ
古事記を始めとした日本の神話。
北欧神話やギリシャ神話など。
世界は違えど共通点は多い。
このマンガ。
古事記を感覚的に
覚えるには非常に役立つ本だ。

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