主の独り言
2021.07.17
生の短さについて セネカ

久しぶりにセネカを読む。セネカはローマ皇帝カリグラの側近でもあった。傍若無人の残虐皇帝カリグラの側で生についての哲学は重厚さが増す。
簡単に言えば、忙しい時間を毎日過ごすと人生は短くなり、自分の為に時間を吟味し余裕を持った毎日を過ごすと人生は長くなる(これだけではないが)。
最近の忙しさから今一度セネカを読み、リズムを整えると共に、残された人生の時間をどの様に生きて行くのか、ハイデガーの言う投企を視野に入れながらゆっくり考えたいと思う。