主の独り言
2020.10.18
脳・戦争・ナショナリズム 中野剛志 中野信子 適菜収

雑談も入りながらの議論の進め方は読んでいて面白かった。
哲学、脳科学、経済、進化論、政治、遺伝子、宗教などなど様々な方面からテーマについて掘り下げていくから、読み手の僕は振り落とされまいと結構必死だった。
会話の中で登場してくる数々の本の多くを読んではいるが、著者たちの読解力には遠く及ばない事を知る。
読解力の差、語彙力の差を痛感するのだった。