ディオニソスの陶酔

2024.02.02

売店の焼酎

今回はレストランの商品ではなく、新たに加わった売店の焼酎をご紹介いたします。

芋焼酎・米焼酎など各種ご用意させていただいております。
特におすすめなのは、飯田市の喜久水酒造さんが造られるそば焼酎〈二八〉
伊那谷で育ったそばを原料に麹米は長野県産美山錦を使い、水は名水百選に選ばれている『猿庫の泉』の伏流水を使用しています。食べるお蕎麦と同様に、お米とそばの割合を2:8にし、アルコール度数も28度として〈二八〉という名前にこだわった〈長野県原産地呼称認定商品〉になっています。

また、佐久市からは千曲錦酒造さんの〈極上 樽熟成 こめ焼酎〉
2018年のモンドセレクションで金賞を受賞、米の甘みと旨味を感じられる米焼酎をさらにオーク樽で熟成させることにより、独特な香りとコクが特徴の商品に仕上がりました。

そして、珍しい〈長いも焼酎〉もご用意しております。
余談ですが、芋焼酎というと皆さま九州や伊豆諸島産のサツマイモを使った商品を思い浮かべられることと思います。これらの地域では、お米の生産や日本酒造りが難しく発展したものですが、近年では温暖化の影響で長野県内でもサツマイモの生産ができるようになり、長野県産の本格いも焼酎もできてきています。『長いも』は栄養価が高く、古来より中国で滋養強壮や消化促進の薬として使われていました。長野県でも長年に渡り特産品として生産が行われていましたので、サツマイモに替わり『長いも』を使用した商品になります。新しい味わいの焼酎をお試しください。

他にも〈麦焼酎〉もご用意してお待ちしております。
お土産には勿論、お部屋でもう一杯という方にはいかがでしょうか?

蓼科 親湯温泉 ソムリエ 梅原

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