ディオニソスの陶酔

2023.07.25

新たなワインバレーの登場

長野県では、アメリカのカリフォルニア、ナパバレーでも知られるような、良質なワイン用ぶどうが育つ土地のことを「バレー」と呼んでおります。
ぶどう畑が広がるその地には、ワイナリーやレストラン、ショップなどが立地し人々が集まるという発想から、2013年から県内の4ヶ所で〈桔梗が原ワインバレー〉〈千曲川ワインバレー〉〈日本アルプスワインバレー〉〈天竜川ワインバレー〉という「信州ワインバレー」を制定。
多くの方にNAGANO WINEを親しんでいただけるよう実施してまいりましたが、この度、当地茅野市を含んだ諏訪圏で新たに〈八ヶ岳西麓ワインバレー〉が誕生いたしました。

従来はブドウの生産地域は標高700mまでと言われており、1,000m近い八ヶ岳西麓でワインの栽培は無理だと思われておりました。
しかし、昨今の地球温暖化のおかげか気温が上昇し高地でのブドウ栽培が可能となってきた模様です。
非常に複雑な思いではありますが、茅野産のワインが登場したということは喜ばしいことであります。
下記の写真は、茅野市豊平に畑がある〈オレイ・ユ・ド・シャ/ねこみみワイン〉さんのタナ種を使用した赤ワインです。

まだまだ軒数が少なく歴史も浅いので販売量も少なく、当館での取り扱いは先になると思われますが、今後のワイナリーの登場にもご期待ください。

蓼科 親湯温泉 ソムリエ 梅原

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