関東甲信越もいよいよ梅雨入りしたと発表がありました。
台風の訪れもチラホラ聞かれる季節になり、不規則な天気が続きそうです。

さて、この度当館レストランでは、新しい商品として東御市の『ヴィラデスト・ガーデンファーム　アンド　ワイナリー』様のブランデー（グラッパ）『ディスティラート・ディ・ウーバ』が登場しました。
ナイアガラ葡萄を搾り、種や果皮が混ざった状態のもろみを蒸留して造ります。

通常、ブランデーは果皮などを取り除いてできあがったワインを蒸留させますし、グラッパはワインを造るためのポマースと呼ばれるワインの搾りかすを発酵させてできあがったアルコールを蒸留して造り、この『ウーバ』はどちらとも違う中間的な製法で造られています。そのため、爽やかな香りが特徴のお酒となっています。
アルコール度数は４５度と高めですが、食中酒にも食後酒としてもお楽しみいただけると思います。

ちなみにグラッパとはブランデーの一種で、さらにEUの法律でイタリア国内で製造されたものだけがグラッパと定められておりますので、種別では『ブランデー』という表記になっています。

また、日本酒でも毎年お馴染みの『豊島屋』様の『豊香 夏 純米吟醸辛口生貯蔵酒』も入荷しております。
長野県産美山錦を100％使用して、低温で丁寧に醸し出された純米吟醸生貯蔵酒です。
豊香らしい心地良い香りと、信州の爽やかな高原の風のような心地の良いキレと余韻をお楽しみいただけるお酒です。
次回ご来館の際には是非、お試しくださいませ。

蓼科 親湯温泉　ソムリエ　梅原