ディオニソスの陶酔

2022.10.25

焼酎が先か、お湯が先か、、、

以前の記事でも書かせていただきましたが、焼酎のお湯割りを作る際、皆様は焼酎とお湯のどちらを先に器に入れていらっしゃいますか?
あくまでもお酒は嗜好品なので、どれが正解でどれが不正解というのは難しいのですが、一般的にお湯とお酒の分子が混ざり合いほどよい具合になるには、先に器にお湯を入れておき、後から焼酎を入れた方が分子が混ざり易く優しい味わいになります。
なおかつ香りも穏やかに立ちますので、飲みやすくなると言われています。

多くの方がやられていると思いますが、焼酎を先に入れお湯を後から入れると、分子の混ざり具合いがうまくいかず、とげとげしい味わいで香りも刺激的に立ちやすいです。
荒々しい味わいになり、マニアックな方には好まれると言われています。

特に原材料の個性が顕著な本格焼酎(乙類焼酎)を『お湯割り』になさるときには、お湯から先に入れることをお勧めいたします。

蓼科親湯温泉 ソムリエ 梅原

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