ディオニソスの陶酔

2021.10.20

水割り、お湯割り、前割り

焼酎やウィスキーなどの水割りやお湯割りを造る時、皆様はどうなさいますか?ほとんどの方がその場で水やお湯と割ると思いますがアルコールと水の分子がうまく混ざり合わずトゲトゲした味わいになると言われています。

これを和らげるには前日に水と割り、空き瓶などに保存して翌日飲むと水の分子とアルコールの分子がうまく混ざり合い良いと言われています。九州では「黒ジョカ」と呼ばれる急須のような器に移し直火で温めてお湯割りを造って楽しまれています。瓶などに作り置きしておくのでその日に飲む量も一定のため、飲み過ぎ防止にも役立つと思います。その日の分を飲みきったら翌日分を造り冷蔵庫などで保存しておくと良いでしょう。ちなみに、焼酎は殆どの商品がアルコール度数25度か20度の物ですが25度の物を5:5で割ると度数が12度ほどになり日本酒やワインと同等の度数になり飲みやすいという事が有るようです。

事前に割っておくので「前割り」と呼びます。是非お試し下さい。

蓼科親湯温泉 ソムリエ 梅原

Category

Archive