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〜蓼科 親湯温泉 安全な温泉宿としての取り組みのおはなし 02〜

露天風呂に身体を沈めて、思いっきり手足を伸ばす。目を閉じて、木々が揺れる音や渓流のせせらぎ、源泉が絶え間なく注がれる音を聞きながら、時を忘れて温泉を楽しむ。そんな豊かな時間が過ごせるのは温泉宿ならではです。そこは日常のストレスや不安、苦しみや悲しみから離れた、特別な場所といってもいいでしょう。

このところ話題になっているレジオネラ属菌や新型コロナウィルスのニュースで、不安を感じ、温泉宿の衛生管理について知っておきたいという人も増えているのではないでしょうか。蓼科 親湯温泉では、厚生労働省や保健所が定めた衛生管理方法や清掃頻度を遵守し、浴場内の衛生管理を徹底。清掃スタッフをはじめ、すべてのスタッフが快適な環境づくりに力を注いでいます。

大浴場の清掃は清掃スタッフによって毎日10時〜12時の間に行われます。浴場内は、床、すのこの表面を流し、壁を洗い、鏡やカランを磨き、そしてシャンプー等の補充など、一つひとつを丁寧に行います。脱衣所は、洗面台を磨き、棚を拭き上げてアルコール消毒。床にも掃除機をかけ、お客様が素足でも心地よく過ごせるように配慮しています。

週に1回以上は、湯抜き清掃を行い、湯を全部抜き浴槽を洗って塩素消毒します。このときすべてのすのこを上げて床をブラシで掃除。浴槽の底は、掃除のしやすさや衛生面を考えてタイル張りに。大浴場の床には、親湯温泉の温泉成分に合わせた防菌防カビの特殊素材の畳を使用し、畳は半年に一度新しいものに取り換えています。

大浴場のチェックは、毎日5回。朝・午前中は清掃スタッフ、昼は清掃または飲食スタッフ、夕方は清掃スタッフ、夜はフロントスタッフが、脱衣場の床掃除、洗面台・棚の拭き上げおよび除菌シート等でのアルコール消毒、ゴミ袋の交換、アメニティの補充、ウォーターサーバーのボトル交換などを行います。スタッフが気になるところがあれば、すぐに清掃や補充するなど対応し、誰がいつ使っても快適に過ごせる環境を作っています。貸切露天風呂や女性専用露天風呂「天与の湯」も大浴場と同様に毎日清掃を行い、週1回湯を抜いての清掃をしています。露天風呂付き客室については、客室使用後は毎日湯抜き清掃を行い、消毒後に温泉をためています。

温泉は、掛け流しているため、塩素濃度が薄くならないように塩素注入機により常時消毒を行っています。温泉の残留塩素濃度は毎日測定しており、1日2時間以上0.4mg/L〜1.0mg /L以下で調整。しっかりと消毒しながらも、匂いも気になることがないよう配慮しながら、安心で安全な温泉を作り出しています。

日本には、歴史がある宿、効能あらたかな温泉が楽しめる宿、食事が美味しい宿、眺めの良い宿などさまざまな温泉宿がありますが、宿選びに迷ってしまうことも多いでしょう。けれども、これからは、しっかりと衛生管理がされているか、誰もが安心して安全にくつろげるか、そんなことも宿選びの大きなポイントになるのではないでしょうか。蓼科 親湯 温泉では、皆さんのそんな想いに応えられる宿として、精鋭のスタッフが衛生環境を整えています。

→次回は、岩盤浴について詳しくご紹介します。

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