八ヶ岳美術館では、本日より
「小川格絵画展」が開催されます。

小川格さんは1969年生まれの画家で、
武蔵野美術学園を経て、
ベルギー王立アントワープ美術アカデミーに学び、
帰国後は2002年より長野県茅野市で制作を続けています。

淡い色彩の重なりで柔らかく伸びやかに描かれるのは、
空気をはらんで漂うよう物体のような、
または装身具のような中空のモチーフです。
作家がテーマにしているこの「中空」は、
不安、空疎さなどと同時に
無垢さや可能性など、様々なものを私たちにイメージさせます。
本展では新作と近作を中心とした油彩画の大作のほか、
小作品の「実存ゴッコ」シリーズ、ドローイングなどが展示されていて、
コントロールし切れないもの＝無意識を捉えようとする
作家の作品世界が紹介されています。
～　関連イベント　～
・トークイベント「絵画の楽しみ方～古典から現代まで～」
3月8日（土）午後1時30分～
・ミニミニRockin’ライヴ
3月8日（土）午後3時30分～
・ワークショップ（実技）「自由に模様を描いてみよう」
3月2日（日）、15日（土）各午後1時30分～
・ワークショップ（鑑賞）「絵のタイトルを考えよう」
2月23日（日）午後2時～、3月22日（土）午後2時～
・作家との交流会
2月23日（日）、3月2日（日）、3月15日（土）、3月22日（土）
各日ともに　午後3時～
■開催期間　：2014年2月1日（土）～3月30日（日）（会期中無休）
■会場　　　　：八ヶ岳美術館
■入館料　　　：大人（高校生以上）500円　小人250円
■開館時間　：9:00～17:00（最終入館16:30）
■お問い合わせ　：八ヶ岳美術館　TEL　0266-74-2701
詳細につきましてはこちらをご覧ください。
http://www.vill.hara.nagano.jp/www/event/detail3.jsp?pan=1&id=3554
吉本　順子