主の独り言

2021.12.06

はちどり キム・ボラ

団地が象徴的に映し出される。
扉のひとつひとつがそれぞれの家庭の生活があるという事だろう。
そして本作の女の子の家庭もそのうちの一つ。決して韓国では特別ではない、そう言いたいのだろう。

家父長生の強い韓国。女の子同士の関係性も韓国ならでは。主演の女の子が憧れる女性の先生は家父長制の中からも逞しく生き抜いたのだろう。中2の女の子の成長譚。ワタシ、を確立していく過程が懐かしい。

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