主の独り言
2020.02.16
愛、アムール ミヒャエル・ハネケ

2012年パルムドール受賞作。
監督は白いリボンのミヒャエル・ハネケ。
長い時を過ごした夫婦。
ある日妻が発病し半身不随で寝たきりに。
ここから老々介護が始まる。
極力少なくしたであろうセリフ。
2人の関係性が映像から伝わってくる。
生き続けてもらいたい夫。
早く死にたい妻。
この心の描写は様々なところで表現されていく。そして2度目の鳩のシーンで夫の心が決まる。
ラスト、2人の愛が導く行方に心揺さぶられる。