主の独り言

2020.01.09

COLD WAR コールド・ウォー あの歌、2つの心 パヴェウ・パヴリコフスキ

第二次世界大戦終戦後、ソ連の傀儡であった頃のポーランドが舞台。

タイトルから、戦争で引き離された男女の物語かと勝手に想像していたが、良い意味で全然違った。

主人公の男性の視点と主人公の女性の視点が興味深い。
特に女性の視点は歌で描写されて、すれ違う心の情景が映像から伝わってくる。

出逢いと別れを繰り返し続けるが、2人の心は繋がっている。

男性はDoをしたがり、女性はBeを求める。この辺りの相違もとても男女的で共感できる。

ラストの行方は想像ついたが、
2人の描写と監督の最後の言葉、これで全てが繋がった。
急に涙が溢れ出てくる。
感激のラスト。

素晴らしい映画にまた出逢えた。
これはやばい。最高だ。

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