我が家の庭に、スギナが大量に生えてきた。
先月から抜いても抜いても数日後には生えてくる、
こいつらに手を焼いている。
除草剤を使えば簡単なのだが、
犬がいる事と、家庭菜園をしている関係で
使用する事が出来ない。
だから、“抜く”という
この原始的な対処しかできないのだ。
先々週は休日に４時間。
先週は、休日に７時間。
僕は対スギナに時間を取られている。
そして、今週も対スギナの時間は必要だろう。
しかし、先週あたりから苦痛だったスギナ駆除の
時間が少し楽しみに変わりつつある。
それは、
少しずつ、少なくなっている気配を感じること。
そして、スギナを抜きながら思索の時間が楽しいからである。
スギナ
と言う題材を使って、哲学する事を先週思いついてから
時間があっという間に経っていく。
スギナ（地表に出ている部分)＝私（存在）
としたときに、
根は何であろうか・・
地表から根の深さは何を意味するのだろうか・・・
などと、ひたすら思索の時間を過ごす。
答えなど要らない。
スギナという題材を使って、
思索するという行為が無性に楽しいのだ。
その結果、庭からスギナが減少していけば良い。
とにかく抜く。
ただそれだけ淡々と行い続け、
庭からスギナを撲滅させたい。
さて、どーなるか・・・