主の独り言
2017.11.17
無人島
電車に揺られ、瀬戸内海のとある無人島に行く。
目的は、以前にもブログに書いた
人生半ばの過渡期を越える最終仕上げ
の為である。
こんな無謀な旅に、了承してくれた奥さんには
この場を借りて感謝申し上げたい。
さて、当日はありがたい事に晴天。
早速予定通り、釣りに出かける。
家庭や仕事から離れる頭にするために釣り三昧。
船長のお陰で、入れ食い状態。
プロの漁師はやっぱ違う。
そして、山口県の銘酒獺祭を飲んで初日終了。
さて、本番の2日目。
早朝から無人島に向かう。
2日目もありがたい事に晴天。
ここで丸1日自分と向き合う。
行ってみると本当に無人島。
ここには、水道も電気もガスも何にも無い。
山の奥には“何か要るんじゃ無いか”と思わせる不気味さもまたいい。
舟を出してくれた漁師の話では
他の漁師仲間から、
“あいつは釣り竿も持たずにどこに行ったんだ?”
と不思議がられたとのこと。
そして、契約した漁師は
“あいつは旅に出たんだ”
と答えたとのこと。
この漁師さん、よくわかっている。
この無人島で、雑音を全て遮断し自分に向き合う。
あるのは、
太陽と波の音と風。
ワークにはこれほどの環境はないだろう。
丸1日。
トランスパーソナル心理学の手法を使い自分に向き合う。
とにかくひたすらひたむきに自分に向き合う。
答えは分かっていた。
しかし、無人島で太陽の下
声を出し体験した心からの声は
ここでしか味わえなかっただろう。