主の独り言

2017.11.16

銃・病原菌・鉄 著ジャレド・ダイアモンド

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とある本を読むために、
名作中の名作、銃・病原菌・鉄を再読する。
とある本は、
我々人類ホモサピエンスの誕生から現代までを描いた
壮大な歴史。
ビルゲイツや、マーク・ザッカーバーグ、そしてオバマアメリカ前大統領が
読んだとして有名な本。
そんな本をただ読むのはもったいない。
事前知識を入れた上で、対峙しようと考え
この名作を手に取った。
上下巻で800Pにも及ぶ大作だが、
過去赤線を引いたところだけ読む。
それだけでも4時間はかかってしまった。
なぜ、人類が誕生したアフリカ大陸の人々が世界を席巻しなかったのか・・
なぜ、西ヨーロッパの人々が世界を征服したのか・・
なぜ、数百人のスペイン軍が8万人のインカ帝国軍を倒したのか・・・
歴史の勝者と敗者の差は一体何なのか・・
未開の人々は、文明人より
脳は劣ってはいない。むしろ優れている。
しかしなぜ・・・
この本は、1万2000年前の農業革命から
人類の動向を様々なエビデンスや調査体験を元に
書かれた壮大な人類史。
改めて読んでも、この壮大な人類の歴史に
わくわくしながらページをめくってしまう。
そして、
自らを取り巻く環境の力の絶大さを知ると共に
知の使い方を考えさせられる時間となった。
名著は、何度読んでも興味深い。
だから読書は止められない。

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