主の独り言

2017.07.01

AKIRA

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AKIRAという作品を
どのように形容すれば良いか僕には分からない。
世界中に衝撃を与え、国内では伝説の漫画、アニメとなっている。
国際漫画賞で日本初の最優秀賞を受賞。
日本が世界に誇る漫画AKIRA。
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十数年ぶりだろうが、AKIRAにふれた。
きっかけは、小僧が友人の家にも有り、
僕の書棚にもAKIRAがある事から興味を持ったことは始まり。
家族で2日間、漫画とアニメを楽しんだ。
“力の使い方”
AKIRAというモチーフで、人間の手には負えない力と
どのように付き合えば良いのかを示してくれている。
このあたりの描写が一番多かった。
1+(−1)=0
見た方なら分かると思うが、
こんな方程式でAKIRAを表現出来るとも思う。
そして、ラストに近づくにつれて
宇宙物理学の反物質の知識が役に立った。
これは特にアニメ版のエンディングなのだが、
主人公金田の親友でもあり、力に魅了されて暴走した敵役テツオ。
彼は異次元に飛ばされるのだが、そこでテツオは新たな宇宙になる。
主人公が生きる新たな世界とは逆に
テツオは反物質で構成される宇宙を作ったのだろう。
そして、この作品のテーマは
意思と選択
であると理解した。
少年よ大志を抱け
ざっくり言うと、こんな所に収斂するのだろう。
うちの小僧共は、エンディングがすっきりしないと
文句を言っていたが、
個人的には、終わりがすっきりしない作品の方が
僕は好きである。
AKIRA。
漫画とアニメ、両方見られることをお勧めします。

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