とあるプロジェクトで、岩波文庫を整理している。
自宅から引っ張り出し、そして友人から貰ったりと
とにかく岩波文庫を集めている。
私と岩波文庫との想い出は
小学生の頃に読んだ“坊ちゃん”に始まる。
当時は意味不明だったとしか
記憶が無いが、
年を取るにつれ、
岩波文庫の質の高さを知るようになっていく。
“新書はあまり読まない”
この方針がどこからともなく
自分の読書の方針として勝手に出てきたのは
どーも岩波文庫の影響なのだろう。
あと、岩波文庫を出している岩波書店の創業者
岩波茂雄先生は、諏訪市出身である。
私は、諏訪の歴史の中でTOPの偉人だとも思っている。
諏訪市中洲にある、風樹文庫は
知る人ぞ知る岩波書店の専門図書館である。
なんだかんだ言って、僕は
岩波文庫の影響を大きく受けている。
最近でも読んだのは
ボヴァリー夫人。
ファウスト。
結局岩波文庫であった。
いずれにせよ、私の部屋は
岩波文庫で大変な事になっている。
陳列の戦略を立てる為にも
大枠を決めている。
陳列で、実力って分かっちゃうから気が抜けない。
でも、結局実力以外のものはできな訳ですし
ご笑見いただくしか無いんだよな。