主の独り言

2012.06.07

歴史

なんか知らないけど歴史を調べ直している。
今は、11世紀から13世紀あたり。
 
センセーショナルなのが、教科書で学んで知っていることと
今、私が調べて知ることとは大きな隔たりがあると言うこと。
 
学校時代は活字で見たり聞いたりしたものを
そのまま暗記をし、ちょっと余裕があれば思いをはせるぐらい。
まだ社会経験がない学生時代の限界だったのだろう。
 
今、同じものを読んでも全く見え方が違う。
そして、インターネットという便利なものがあるから
わからない周辺の情報やもっと知りたい情報などを調べられる。
すると、今まで知っていたことがいかに稚拙であった事を知るのだ。
 
学生時代は、日本史と世界史が分かれていたけれど
世界とのつながりを調べながら日本史を見ていくと
おつむの足りない私でも、今まで以上に深く状況がわかる。
 
日本って意外に大昔から貿易をやっていたことや
百姓=農業
この定義が間違っていることもわかった。
 
非人という差別的な扱いを受けていた方々が
元は専門的な職業人であったことなど。
 
調べれば調べるほど自分の認識と実際とはかけ離れている事がわかる。
今も結局そうなんだよな。
自分の見立てや認知していることなんて、所詮自分の人生の価値を重んじるが故の
都合がよい解釈の可能性が否めない。
 
リアリズムって口では言うけど
本当に難しいのだ。
 
 
 
 

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