主の独り言
2020.05.21
レベッカ アルフレッド・ヒッチコック

映画タイトルでもある“レベッカ(主人公夫の元妻)”がマクフィガン的に上手く使われている。
大金持ちの主人が求めるのは、市民ケーンの主人公ケーンが求めるものと同じささやかな日常の幸せ。
レベッカの自身の死をも使い人をコントロールしようと言うサイコパス的狂気にゾクゾクした。そしてレベッカのメイドの洗脳具合もかなり狂気的であり、映画を面白くしている。
超自我からの解放という構造が素晴らしい。