主の独り言

2019.11.27

台湾体験

台湾は親日である事は有名であるが
日本が占領していた事を知っている人は少ないと僕は感じている。

毛沢東の遊撃戦論を読んだものとしたら
蒋介石は中国本土で負けてしまった事もうなずける。

朝鮮半島の宗教がらみの一揆を発端に、
清国軍と日本軍が駐留。
そして日清戦争に流れていく。
この辺りは、ロシアも絡んでおり、
歴史として興味深い所でもある。

朝鮮半島を日本、清国、ロシアが狙っている様子を示した風刺画は有名だ。

結果、日清戦争では日本が勝利し
台湾を清国から分轄させ
日本が統治したと記憶している。

その後日本がインフラを大々的に整備し
台湾の発展に大きく寄与した。

その頃の日本は鼻息が荒かっただろう。
その後の日露戦争でも、東郷平八郎等の活躍により日本は勝利している。
この日露戦争は、秋山兄弟を始めとした軍人も好きだが、バックグラウンドで資金調達を行った、高橋是清を忘れてはならない。

話が逸れたが、
台湾という場所は地政学ではリムランドに位置する。
朝鮮半島もそうだ。

ランドパワーとシーパワーがぶつかる均衡点。
争いが起こりやすい場所。

この様な点からも
台湾の歴史は興味深い。

今回の台湾は、
孔子廟や蒋介石の大きな像がある場所など
歴史的な名所をまわった。

台湾
また来年も訪れたい国だ。

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