主の独り言

2015.08.25

易経

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易経は9年くらい前から嗜んでいる。
そして、ここ1年になって
やっと“易に馴染んできた”
と感じられるようになった。
以前は、ただの占い本であったが、
ここ数年は、ほとんど占いはやらず、
もっぱら自身の状況を、64卦から推測し
今後の打ち手の参考に使わせて頂いている。
(非常に生意気だが自分なりにと言う事)
易は、64卦で宇宙の創成から人間の人生全てを示している。
さらに、卦には6つの爻と言われる状態があり、
64×6=384通りもの状況を示し
課題の打開策を示してくれる。
易経は、人生の構造を示す教科書だと僕は考えている。
しかし、そー直ぐに思えたわけでは無い。
9年くらい前から、近くに置き
先ずは、様々な問題や課題を占うことに
積極的に使っていた。
そして、そこからは起きる事象にたいし、
易の64卦のうちのどこに当てはまるか、
さらに、どの爻に当てはまるかも考えていた。
そんなこんなで、
ここ1年で馴染んできたと言えるようになったと思う。
この夏、改めて易を初めから読み込んだが
新たな発見と共に、新たな戒めと
新たな希望をいただいた。
易は、仏教で言う“無明”の状態を脱する為に
選んだ智慧である。
全ての苦は無明が元であると仏教では言う。
無明とは、暗闇であり光が当たっていない状態。
その光が智慧なのであり、
智慧が暗闇を消し去ってくれる。
これが仏教の考え。
それに基づいて、僕は易を選び
そして、今がある。
これからもずっと易経とのつきあいは続くでしょう。

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