主の独り言

2014.10.13

小僧達の質問 宇宙編

『地球の外って何があるの?』
『宇宙ってどーなってるの?』
小一の小僧が色々と聞いて来るようになった。
さらに、輪をかけて小三の小僧も一緒に
『相対性理論って何?』
『ブラックホールは落ちるとどーなるの?』
父親への怒濤の“お試し”の攻撃である。
今小三の小僧が小一位の時には 上手くごまかして交わしたが、
今度は二人がかり。
長時間を覚悟して 彼らに説明することに・・・
そもそも、彼らが学校で習ったり聞いている宇宙と
僕の知っている宇宙とは全然違う。
僕が学生の頃は、宇宙の膨張速度はどんどん遅くなっていると習った。
しかし今は、更に加速している。
という事がわかっている。
さらに、この宇宙の外は
多次元で有り、宇宙も一つでは無く
数多くの宇宙が存在している事を
宇宙物理学では新たな理論で提唱している。
最近の宇宙物理学では
リサ・ランドールが有名だが
彼女は、私たちの存在している宇宙を
風呂場のカーテンの雫
と表現している。
量子論の発展で、
原子も更に、分解されてきた。
そして、
4つの力が重要である事を示した。
強い力、弱い力、電磁力、重力。
で、重力が宇宙を解明する大きな鍵である事もわかってきた。
もう、僕の学生の頃習った事が
どんどんくつがえされている時代。
量子論の発展が
宇宙をどんどん解明してきているのだ。
ここまでを、小僧達にわかるように(絶対わかってないが)
30分くらい説明した。
そして、相対性理論。
相対性理論でも、特殊相対性理論は
観測者のよくある光の事例で説明した。
(理解できたかは別)
一般相対性理論は確実にわからないので
相対性理論=特殊相対性理論だけで話した。
極論し、カーナビ(GPS)はアインシュタインの相対性理論のお陰だよ。
という帰結に強引に持っていった。
問題は、ブラックホール。
奴らは、ブラックホールに落ちると
外の世界(地球)は凄く時間が進んでいることを
何故か知っている。
そして、僕に理由を求めて来た。
これは、逃げていた一般相対性理論の分野。
どー説明するか・・・
落としどころに思案していると
救いの手が表れる。
『○○、××(子供の名前)お風呂早く入りなさいよ−!!』
怖ーいママからの命令である。
これに今回は救われた。
小僧達は、すっかり質問をしたのも忘れ
エヴァンゲリオンの話しで盛り上がって
風呂から出てきた。
ただし、
近い将来ブラックホールの話しは
避けては通れないんだろうな。
さらに、多次元の話しだとひも理論も話さなければならないだろう。
今から準備しておかないといけない。
これを簡単に説明ってどーすればいーんだ!?
たぶん
“わからん”
これで押し通すんだろうな。

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