ディオニソスの陶酔

2022.08.19

ワインは生鮮食品

数あるアルコール飲料の中でもワインはブドウを原料とする商品です。
日本酒やビール、ウイスキーなどは穀物が原料なので収穫後、原料を貯蔵や移動することが可能ですが、ブドウは(一部果汁にして移動させる商品も有りますが、、、)収穫後そのまま醸造に入ります。
そのためワインの世界では”テロワール“と呼ばれ、栽培地の地理、地勢、気候などによる特徴を表していると言われます。
また、ブドウの収穫年を“ヴィンテージ”と呼びますが、収穫年が同一でなければ表記できません。
その年のブドウの出来具合により「当たり年」とか「外れ年」などと言われます。
「当たり年」のワインは同じワイナリーの商品でも高額になる可能性が高くなります。

という事で高級ワインでは原料ブドウの収穫量により生産量が決まり、在庫が無くなると次回の収穫、醸造まで終売となってしまいます。

当館レストランでも、グラスワインなどでご用意しておりました塩尻市『イヅツワイン』さんの『シャルドネ』が残念ながら終売となってしまいました。
そこで新たに東御市の『アルカンヴィーニュ』さんの『シャルドネ』をご用意いたしました。
ヴィラデストワイナリー』の兄弟施設であるこのワイナリーは、これからブドウ栽培を始めワイン醸造を目指す方々の学校となっております。
こちらの商品は400mlのデキャンタやフルボトルでもご用意可能ですので、フルーティでコクのある飲み心地をお愉しみ下さい。

蓼科親湯温泉 ソムリエ 梅原

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