ディオニソスの陶酔
2022.07.31
夏の日本酒
本当に暑い夏本番となっていますが、こんな暑い日には皆様、何をお飲みになりますか?
冷たいビールでしょうか?よく冷えたスパークリングワインでしょうか?
まさか熱燗ではないでしょうネ…いやいや、勿論飲むのは皆様の自由ですから絶対ダメとは申しません。
熱帯地方などではテキーラやラムなど度数が高めのスピリッツが飲用されます。
これはアルコールによる体を冷やす効果が高いためよく飲まれるという事なのです。
では、ロシアなど極寒の地方でもウォッカなどスピリッツが飲まれますがなぜでしょう?
これは、あまりの寒さに一瞬の快楽を求めているから…と言われています。
世界のお酒の中で最も飲用温度帯が広いのは我が日本の国酒である日本酒です。
先ほどの熱燗から「常温」、そして「冷や」、さらに氷を浮べてロックまでお楽しみいただけます。
近年ではホットウィスキーやホットワインなども出てきてはいますが、もっと細かく飲む幅が有るのが日本酒です。
当館でお勧めなのは諏訪の伊東酒造さんの吟醸酒『古道』です。
長野県産の美山錦を100%使用し、アルコール度数は18度と高めなのに加えて、日本酒度も+8と辛口に仕上げて有ります。
当館で通常「冷や」は器に氷を張り徳利を刺してお届けしていますが、オン・ザ・ロックでもお愉しみいただけます。
また、お好みで他の商品もオン・ザ・ロックでご用意可能ですので、ご来館の際にはお申し付け下さい。
蓼科親湯温泉 ソムリエ 梅原

